伝えるということ④

知らず知らず

自分の行動が周りの大人たちに影響を及ぼしていることを

意識していた子供の頃。

 

意識した結果、

 

それは気遣いや我慢という形であらわれました。

 

もちろん子供の頃は、

もっと無自覚でおぼろげでしたけど💦

 

何しろ言語を知らないから考えられません。

 

我慢はしていたけど、

私はとても大切に育てられていたのでしょう。

 

暑いー!寒い〜!

から始まり

 

きついー

悲しい

困った

 

などなど

 

何も言わなくても

母や周りの大人たちに

気づいて助けてもらっていました。

 

この頃から

自分から多くを語らなくても

生きていけるんだ!

と思い始めたのだと思います。

 

助けを求める

何かを訴える

表現する

頼る

お願いする

それらをおろそかにしていました。

必要性を感じることが少なかったのです。

 

オムツ変えてもらえなくても、

ちょっと我慢してたら気づいて取り替えてくれるし。

 

お腹すいてもいつかは食べさせてもらえるし。

 

寝て待ってたらいずれは叶う。

 

死ぬほどほったらかされることはないもんね。

 

あの時言語を活用できていたなら、

きっとそんなことを思っていたでしょう。

 

しかし、そんな日々もそう長くは続かず、

 

幼稚園に行きはじめ、

家庭という温室から出されて、

荒波に揉まれることになります笑

 

つづく