伝えるということ15
注目されたり、
自分のことを話したり、
意見を言ったり、
異性と話すときに、
だいたい赤くなりました。
中学、高校とすすんでも、
全く治らなくて苦労しました。
いじめられたこと以外に、
思い当たるもう一つの理由があるのですが、
それはまた別の機会にお伝えしたいと思います。
2校目の小学校をまた転校して、
3校目の小学校へ。
6年生だけその学校に行くことになりました。
引っ越す度に少しずつ都心から離れます。
田舎へ行けば行くほど、
素朴な人たちが増える印象でした。
私は都心に住む人たちより
田舎に住む人たちのお人柄が好きでした。
田舎へ行くほど、校区も広くなって、
今度の学校へは2キロの道のりです。
養豚場が途中にあって、
ブヒブヒいってる豚さんを眺めながら、
すごーく長い坂のを登ったらやっと着きます。
方向音痴の私は初日から、
帰り着くまでに迷う始末(−_−;)
「千ちゃんの家はどこなの?」
『多分○○あたり、だったような・・』
「大丈夫?帰れる??」
なんと4〜5人、
私の家まで一緒に帰ってくれました。
全然方向が違う子達までです。
私は一気にみんなのことが好きになりました。
6年生だけだったけど、
私を受け入れてくれた、
暖かなみんなのおかげで、
楽しい1年間でした。
そのまま、
小学校のすぐ隣にある中学校へ進学しました。
今度はみんなと一緒。
少し安心しています。
しかし、中学2年になる頃、
また引越しすることになりました。
せっかく仲良くなれたのに😢
悲しかったです。
でも子供だから、ついていくしかありません。
そうか。
はるちゃんからいじめられて辛かった時も
私は引っ越ししたから逃れられた。
強制終了。
自分以外の何かチカラがはたらいて
救われたような気持ちがしました。
とても嬉しかった。
子供ながらに
嬉しいことも、悲しいことも、
平等に起こるんだ。
抗えないものなんだな
ということを知りました。
つづく