あなたは自分のことが好きですか? ~絶対的な自己肯定感をもつ為には~③
ある夜、中学生になったころだったと思います。
自分の中から、マグマのように、怒りがこみ上げてきました。
『許せない!!!』
初めて心の底から、父を憎みました。
やっと、強く抵抗することができました。
でも、それと同時に、
受け入れてきた自分自身のことが、
その100倍も、1000倍も許せなくなりました。
なんで、私は、自分の為に抵抗しなかったの?!
自分がとても恥ずかしくて、とても汚く感じて、
父の血が半分流れていることが、嫌で嫌でたまらなくて、
こんな自分は消えてなくなればいい!!!
それか、誰か父を殺して、何もかもなかったことにしてくれ!!!
思いが爆発しました。
毎日、体は鉛のようでした。
もうみんな、そっとしておいて。不必要にかかわらないで。
でも、気分を紛らわせられるならと、よく笑っていました。
今まで通り笑っていないと、私に起こっていることがバレてしまう。
本当は汚い存在だってみんなにバレてしまう。
それがとてもとても怖かったんです。
つづく