あなたは自分のことが好きですか? ~絶対的な自己肯定感をもつ為には~④
高校2年、17歳の時に両親は離婚することになりました。
父と離れられるんだ!!!
私は飛び上がるほど嬉しかったです。
でも、
じわじわと悲しみも襲ってきました。
あんな辛い思いをして、守った家族だったのに、
これで、バラバラになるのか・・・
嬉しいはずなのに、
幸せのカタチをつくることが出来なかったという、無力感がやってきました。
私、なんで、こんなに頑張ったんだろう?
自分を粗末にして。
そこまでして、守りたかったものは一体何だったの?
父の会社はバブル崩壊の時に倒産して、
離婚する頃は稼ぎがほとんどありませんでした。
父は実の姉である伯母のマンションに一緒に住み、
ろくに働かない上、お酒もたばこも止めないのに、私たちへの支援や養育費は0でした。
母方の祖父母は、
娘の母だけであれば良いけど、
子供の二人(私と弟)のことまでは世話できないと言いました。
母は子供たちの意見を尊重しようと、
父と母とどちら側と暮らしたいのか聞きました。
私は当然、母と暮らすことを選びました。
お金で苦労することは、目に見えていたけど、
私にとっては母と弟3人で暮らすことが希望でした。
初めての自由を手に入れたような気持でいました。
とはいえ、サポートしてくれなかった父や、
祖父母の余裕のなさを目の当たりにして、
結局みんな自分のことがかわいいのだと、
人ってそんなものなんだと、
絶望していました。
つづく